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森の少女
2014年08月10日 18:42
古いアルバムを見つけた少年中身が気になって開いてみた時間と共に薄れた色はどこか寂しさを感じさせた綺麗な女性に目を奪われた長い髪に愛らしい瞳隣には優しそうな男性の姿2人の関係性にはあえて目を逸らしただただその女性に想いを馳せた少年は深い森で年下の少女と出会った『あなたのお名前は?』『あなたはどこから来たの?』『甘いものは好きかしら』少年は少女にあまり関心がなかったそれでも少女は毎日少年に会いに来たやがて季節は冬になり小さな村は白い雪で覆われた少年は森へは行かなかった大人に行くなと言われたからだあの子もきっと森へは行っていないだろう今日ばかりは少女のことを気にかけてみるそれから数日経ったある日のこ
Silent blue
2014年06月28日 23:46
イラナイ・・・何も、だから呼ばないで掴んでるその手も離してよすぐに違う誰かを好きになるそんな一瞬の愛は切ないだけでしょう春が来れば桜が咲くなら、早く終わってしまえばいいのにな綺麗なものなんて儚いだけだと幼き頃に知ってしまったの友達以上の関係なんてとても曖昧な関係だよね恋人にもなれずにだけど抱きしめ合って好きだよって言葉だけ交し合う2人青い空に溶けて消える、夏のように煌く陽が夜になると線香花火みたいに落ちて消えてゆくStoryEnd寂しくて泣いたんじゃないなのに涙が止まらない最後に君は力いっぱい抱きしめてキスをした海は嫌いだよってあんなに言ったのにね無理やり連れて行ってほんと、もう・・・何様なの
Not Only
2014年04月29日 15:58
僕はひとりの夜を
あたりまえだと思っていたんだよ
細い道を歩いてつまづきそうで
後ろ振り向き怯えていた
・・・ずっと
このまま何も起きない日常
それはとても悲しいことなの?
このまま誰も会わない日常
それはとても寂しいことなの?
誰か僕に気がついて
名前を呼んで手を引いてよ
一人じゃないよって
抱きしめてくれる
その温もりが欲しかった
数え切れないほど恨むことも
数え切れないほど悔やむことも
沢山あるんだよ、
沢山あるけど、
僕は今日まで生きてきた
君はひとりの夜を
あたりまえだと思っているけれど
雨降りでも濡れて帰る姿が重な
行き場を失くし
2014年04月29日 15:57
幾夜に渦巻く
荒れ狂った命は
行き場を失くし
ただ彷徨うだけの童子
母の名を呼び、
子の名を呼んで
燃え盛る町を駆け抜けて
2人が出会い手を伸ばしたその時
空から大きな光が舞い落ちた
時代を越えて届けと願うたび
零れた涙は飴の代わりにもならない
せめてどうか明日が晴れるように
黒い水溜りの中睨んで少年は謳う
これは幻か、
これが平和の世か?
人が人を殺め
憎しみ、恨み、悲しむ連鎖
いつ終わりが来る?
血(ナミダ)は流れ続ける?
やがて来る"いつか"に期待して
もうどれだけの人が裏切ら
Baby Love
2014年04月29日 15:56
社交辞令で交わした言葉
表情は最上級(ハイレベル)
「 愛想笑...
人間心理学
2014年04月29日 15:54
小さな瓶に詰めた
片手に乗るくらいの夢を
もう叶わないからって
放り投げた
昔から可愛げなく
冷めたような目をしてた
誰からも
愛されなかったみたいに
A地点からC地点の距離を求められて
みんなが真面目に考えてるのが
可笑しくなって
窓の向こう
UFO見つけてワクワクできたらいいな
・・・なんて考えてたら
チョークが飛んできた
" is gentle but strong...
BAD END
2014年04月29日 15:53
落としたガラスで
何かに気付いたね
零れた赤ワインが
白い服を染めていく
弾かれたように飛び出した"外"
『待って』と手を掴まれ
どこまで行くの?
・・・血相変えて
その問いには答えず
走り出した
囚われた姫は
やがて来るあの人を思う
それだけで生きる意味に
繋がった。
・・・けど、
待てど暮らせど来ない
あの人は今どこに
ねぇ、もう待てないよ
分かり合えないものと
決め付けていただけ
箱の中身が何か
気にすることもなく
群れたカラスが
死者を知らせる
雷が鳴り響く
降りだ
Justice
2014年04月29日 15:53
決別と理解相互
架空世界
隔離社会
不安要素だけ残して
置いて行った
" Is it justice?...
Please carry Out
2014年04月29日 15:51
笑ってみて
泣いてみて
その瞳閉じるまで
嘆いていた
あの日の空
答えはもう見つからない
誰より賢明に
日々を過ごしてきた
運命とか
気にするタイプでもなかったから
素直になること
一番恐れていたんだ
強がることで
強くなれそうな気がした
声を出して
名前を呼べば気付いてくれたかな
冷たい雨の中に消えていく
ゆらめいた
深い記憶
探らないで
見つけないで
止まったまま
動かせない
時計の針は戻らないから
たとえばこれが夢だとして
受け入れられるのなら
これっきり悲しいことは
起こ
Patriot
2014年04月29日 15:51
栄光に飾られたそれを
僕は手に出来なかった
あの日
突然の黒い雨、
すべてを奪い去っていった
だから
どんな傷、
痛みにも
耐えて
ただ前へ
進み続けたんだ
笑い声、
泣き声も
全部
消えてしまったこの街
銃声と怒号
飛び交った金属で区切られた
―セカイ―
不協和音
鳴り止まぬ
逃げ出せもしない残酷な
―ミライ―
平穏な街だった
何もない
だけど綺麗な街だった
鳥のさえずりが
ほら
こんなにも遠い
記憶、懐かしい
自分勝手な言い訳で
どれほどの憎しみが生まれる
"優しさ
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