Shallow sleep
2014年04月29日 15:10
あれ、、、
此処へ来たのは何度目だろう
薄い霧が幻想的で
ねぇ、、、
この雪止むかな?晴れてきたよ
窓開けて手を伸ばしてみた
些細なことだった
でも前から予感はしてた
君の目にはもう僕は映っていないね
台詞じみた言葉だけを交し合う二人
雪より早く溶けてしまう最後の如月
形のない愛 見切りつけた朝
何も残さないで姿を消す
君はそれでもすました顔して
枯れた花を綺麗だと言い続ける
睡眠不足な目をこすって
眩し過ぎる太陽
追い討ちかけるように
冷め切らないコーヒーが
現実にまた引き戻す
止め忘れた目覚ましが鳴り響く
あぁ、
欠けた三日月 いつか見た空と
『同じだね』・・・君の声が重なる
悲しくはない、つらくもないよ
ただ過去を巡る針は戻せない
まだ僅かに残った白い夢は
溶け水に反射してきらきら輝く
もうすぐ訪れる季節に想いを寄せて
まだ慣れない道を歩き出した
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