Color's
目の前で起きている事態に対応出来ない
これは一体夢なのか?現実かわからない
私にはたったひとり心に想った人がいた
昔から何気ない会話ばかり交わしていた関係
可愛いあの子のようにはなれない惨めな雑草
何度も踏み潰され心まで壊されたような気がした
はじけたカラフルなビーズのような私はどこまでも混色のまま
叫んでももう届かないの?好きだよってまだ伝えてないよ
キミのとなりに淡い色したラベンダーみたい癒し系の
これっぽちも似てないねだから何も言えなくてただ見送った
電車の隅っこで考えた自分のダメなところあげてく
今にも泣きそうな空と似た自分もカウントされていく
怖くて周りが見えないよもう走りだすこともやめようか
電池切れの時計みたいな・・・零れたままのコーヒーカップ
愛情と友情を一度、化学実験的に計ってみた
白衣から見える景色は虚しさという非科学的なもので
マイナス0度の感情からもう戻れなくなって白い息吐き続ける夏
いつからだろう?こんなにも弱さばかりが目立つから綺麗な花火さえ霞んで見える
もうすぐ終わりが来るのを気付かないふりして耳を塞ぐそんな子ども
キミは私の頭を撫でながら優しく笑う
伝わらない、想いなんて・・・いらない
全部、全部、全部、此処に置いて・・・
消えてしまおう
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