Candy

特に悪いことをしたわけでもないのに


神はなぜ牙をむく


神はなぜ見離すの？



僕が見つけたのは


味気のないキャンディ


通り過ぎる悪魔が


訳あり顔で微笑む



crying and sleeps...


突き落とされた暗闇の中


もう誰の目にも留まることなく消える



大嫌いで、

コロしたくて、

でも出来なくて、

ただ苦しんで


そんな僕を嘲笑って


歩くなんて許さないよ


青い飴、

赤い飴、

黒い飴、


･･･選ばせてあげる


好きなのを口に入れて甘い毒に侵されてしまえ




緩やかに流れるときは誰もが余所見をするでしょう


誰が誰を、

君が君を、

僕が僕を歪めてしまう


止まらない長針さえ重い罪を背負ったまま


眠らない心と同じようにそっと奥へしまい込んで




あの時の小さなキャンディ


まだ溶けずにこの手にある


僕の目には綺麗なものなんて何も見えてないんだ




crying and sleeps...


突き落とされた暗闇の中


永遠に逃れることが出来ないのなら




手を離して、

引き止めないで、

空の向こうに、

今行くから


優しさも愛情も全部ニセモノだって知ってるから



大嫌いで、

コロしたくて、

でも出来なくて、

ただ苦しんで


そんな僕を嘲笑って


歩くなんて許さないよ


青い飴、

赤い飴、

黒い飴、


･･･選ばせてあげる


好きなのを口に入れて甘い毒に侵されてしまえ